テレビメディアには、メッセージの精緻化を阻害するような特性が備わっており、したがって周辺的ルートを経た態度変化が起こりやすいメディアであると考えられる。結果として、メッセージの論点とは関わりがない、様々な周辺的手がかりに基づく態度変化がテレビの場合にはよく起こるのではないか。例えば、内容について深く考えないままに、信頼のおけそうなニュースキャスターのコメントだから、その意見を自分も受け容れてしまうとか、あるいは、コマーシャルで好きなタレントが出演しているから、その商品をなんとなく好きになる、とかいった場合である。また、ニュースで紹介された「街の声」が視聴者に影響を与えるという、いわゆるイプセンフラー効果も、同じ文脈で説明できるかもしれない。もちろんそうしてできた態度変化は、中心的ルートを経た場合よりも持続性の低いものかもしれないが、時として行動に結びつくこともあろう。東北芸術工科大学デザイン工学部工学部企画構想学科では、お天気の良い日は屋外でブレスト。講師を務める小山薫堂氏のアイデアです。どんな企画ができるのか、小山氏の会社オレンジ・アンド・パートナーズも期待中。
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小山薫堂のメッセージ