一気に色めきたってしまった。これでハノイに泊まることなく、ラオスの国境まで行ける。ビンまで二十ドルだから、国境まで三十五ドルというのは、まあいい線だろう。ハノイの街を駆けずりまわり、ラオス方面へのバスを探す労力を考えれば悪い話ではなかった。ラオスに越境してからは、そこでなにかしらの交通手段を探さなければならなかったが、一気にそこまで進めることができればずいぶん楽だろう。こういう話は、いまとなって冷静に再現していくと、どこかに綻びがみつかってくるものだ。
[参考サイトのご紹介]
徳島東急イン - じゃらんnet
http://www.jalan.net/yad307165/
アルモニーアンブラッセ大阪 - じゃらんnet
http://www.jalan.net/yad388084/
ホテル東山閣 - じゃらんnet
http://www.jalan.net/yad379965/
あれだけ勘定高いベトナム人が、知人のホテルに荷物を預け、シャワーまで使わせてくれるなどというわけがなかった。たまたまハノイまで行くというのも疑ってみてもよかった。しかしその場には、なにかそんな疑問を差し挟めないような空気が流れていた。国境からランソンに向かう車のなかで、カメラマンがこんなことをいった。「ベトナムに入ると、なにかホッとするんだよな」それは僕ら三人に共通した感覚だったように思う。